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更新日: 2026-09-18

サイト売買サービスの手数料を比較。売り手・買い手はどちらが払うか

サイトやWebサービスを売買するマッチングサービスは、ここ数年で国内外に数多く増えました。ただし「手数料は何%か」「売り手・買い手のどちらが払うのか」はサービスごとにかなり違います。この記事では、各サービスの公式ページに書かれている手数料体系を比較します。金額はいずれも各サービスの公表時点のものなので、実際に利用する際は最新の公式ページも必ず確認してください。

国内サービスの例

サイト売買サービスのラッコM&Aは、公式ページで手数料を次のように公表しています。

  • 売り手:無料
  • 買い手:成約金額の5%(税込)。ただし最低利用料金として55,000円(税込)が設定されており、成約金額が110万円以下の場合はこの最低額が適用される

売り手が無料で、買い手だけが成約金額に応じた手数料を払う設計です。

海外サービスの例

米国発のマッチングサービスAcquire.comは、日本のサービスとは逆に売り手側に手数料が発生する設計です。公式ページによると、

  • 売却希望価格が25万ドル未満:クロージング手数料8%+月額25ドルの掲載料
  • 25万〜100万ドル:クロージング手数料7%+月額50ドルの掲載料
  • 100万ドル超:クロージング手数料6%+月額100ドルの掲載料

となっています。買い手側の手数料はセラー向けページには明記されておらず、別ページで案内される仕組みです。

もう1つの大手Flippaも、売り手に成功報酬を課す方式です。公式ページには「10%の成功報酬」という記載があり、価格帯によって料率が変わる仕組みも案内されています。掲載料は29〜699ドルと、価格帯や掲載プランによって幅があります。

比較する前に知っておきたいこと

比較する際は、必ず各サービスの公式ページで最新の料率を確認してください。手数料体系は改定されることがあり、この記事で紹介した数字も公表時点のものです。

比較して分かること

同じ「サイト売買サービス」でも、手数料をどちらが負担するかという設計自体が違います。売り手が無料で買い手だけが払う設計は、出品のハードルを下げて掲載数を増やしたいサービスに向いています。逆に売り手にも手数料を課す設計は、真剣に売りたい出品者だけを集めたいという狙いが背景にあることが多いようです。

panda-maも、売り手が無料で買い手のみ成約金額の2.5%を負担する設計を採用しています。最低利用料金を設けず、10,000円という小口の案件から出品できる点が、数万円〜数十万円規模の個人開発サービスを想定した設計上の違いです。

最低利用料金の有無で結果が変わる

手数料は「率」だけでなく「最低額」の有無でも実質的な負担が変わります。たとえばラッコM&Aの最低利用料金55,000円(税込)は、成約金額が110万円を下回ると相対的な負担率が5%を超えていく仕組みです。数万円〜数十万円規模の小口の売買では、この最低額の有無が手数料負担に直結します。出品を検討する際は、想定している金額帯で実際に何円の手数料になるかを、各サービスの手数料計算式に自分の想定金額を当てはめて確認しておくことをおすすめします。

手数料だけで選ばない

手数料の安さだけでサービスを選ぶと、決済の安全性や引き継ぎのサポート体制まで見落としがちです。特に代金の授受をどう仲介するか(エスクロー的な仕組みがあるか)は、手数料の数字だけでは分からない部分なので、実際に出品する前に各サービスの取引の流れも確認することをおすすめします。

掲載料と成功報酬、両方かかるサービスもある

比較のときに見落とされがちなのが「掲載している間だけかかる費用」の有無です。ラッコM&Aは成約時の手数料のみで、掲載中の月額費用はありません。一方でAcquire.comやFlippaは、成約するかどうかに関わらず、掲載している間は月額の掲載料が発生します。長期間売れ残った場合、この掲載料は積み重なっていくため、「成約時にいくら払うか」だけでなく「売れなかった場合にどれだけの費用が先に出ていくか」も、サービスを選ぶ際の重要な判断材料になります。

本記事は2026-09-18時点の公表情報にもとづいて作成しています。本記事は一般的な情報提供を目的としており、法的助言・税務助言ではありません。個別の状況については弁護士・税理士等の専門家にご確認ください。


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